今の年収でどのような不動産が購入できる?ローン返済比率も解説

今の年収でどのような不動産が購入できる?ローン返済比率も解説

不動産を購入するうえで予算は重要であり、購入費用によっては家計を圧迫するケースがあります。
今の年収ではどのような不動産を購入できるか、予算はどうやって計算するのかわからず、悩んではいませんか。
今回は、不動産を購入するうえで必要な予算やその計算方法、住宅ローンを利用する際の返済比率について解説いたします。

今の年収で不動産の購入で用意できる予算は?

今の収入でどの程度の予算を確保できるかを計算する際には、まず年収倍率を確認することが重要です。
年収倍率とは、不動産の購入価格が世帯年収の何倍にあたるのかを示す指標として活用されます。
現在では、年間収入の約7倍程度の価格が、不動産購入において妥当な目安とされています。
また、不動産を購入する際には、貯金を全額住宅購入の頭金にしてしまうことは避けるべきです。
全額を頭金に充ててしまうと、病気や車の故障など、緊急時の費用が足りなくなるおそれがあります。
貯金の中から、住宅購入時の税金や生活予備費、さらに将来に備えるお金を差し引いた額を頭金に設定することが望ましいです。
実際に不動産を購入する際には住宅ローンを活用することが一般的ですが、そのローンもあらかじめ予算に含めておく必要があります。
借り入れ可能額は収入だけでは決まらない場合があるため、年収の7倍という目安はあくまで参考として考えるようにしましょう。

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年収に応じた不動産購入の予算の計算方法は?

計算方法は、頭金+住宅ローン借入額となります。
頭金は買うときに支払う分であり、生活費を差し引いた金額となります。
住宅ローン借入額は、借入可能額を基準にしてください。
年間の返済額は、年収の4分の1以内が妥当です。
上記の点を考えれば、1年の収入が400万円であれば2,600万円程度、500万円であれば3,300万円が借入額の目安となります。
不動産会社のサイトなどで、買える金額のシミュレーションが可能です。
同じ収入であっても世帯構成人数によって月々の返済金額が違うため、自分の家庭ではどの程度の返済が可能かを考えてください。
たとえば、毎月7万円しか返済できない場合は、2,200万円程度が借入額として妥当です。

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不動産購入時の住宅ローンで出てくる返済比率とは?

不動産を購入するときは、返済比率にも注意してください。
返済比率とは、年収に対する1年のローン返済額であり、年間返済額÷年収で計算します。
返済比率は金融機関によって目安が異なりますが、基本的には25%~33%となります。
たとえば、年収が550万円だとして1年に108万円の返済をする場合の返済比率は、108÷550×100で19.6%です。
住宅ローンだけではなく、自動車ローンや月々返済しているものがあれば、その金額も考慮するべきです。
先ほどの例で、年24万の自動車ローンも払っている場合は、(108+24)÷550×100で24%となります。

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まとめ

現在の年収で不動産の購入で用意できる予算は、頭金+住宅ローン借入額で計算します。
車の買い替えや病気などもしものときにお金は残しておきたいため、頭金に貯金すべてをあてるべきではありません。
住宅ローン借入額は、返済比率を参考にして考える必要があります。
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