日影規制・北側斜線制限とは?土地購入前に知っておきたい注意点を解説
日影規制とは、新たな建物が周囲への日照の妨げにならないよう、建築時に高さを制限するものです。
今回は、日影規制の概要とその注意点、同時に知っておきたい北側斜線制限について解説します。
自身が建てるマイホームのプランにも関わる可能性があるため、実際に土地を購入する前に正しい知識を身に付けましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
下関市の売買物件一覧へ進む
土地購入時に重要な「日影規制」とは
「日影規制」とは、新たな建物を建てる際、それによって周囲の建物への日照がさえぎられることがないように、建物の高さを制限する規制のこと。
読み方は「ひかげきせい」または「にちえいきせい」です。
建設する土地がどの用途地域にあたるか、建物の高さ・階層がどのくらいかによって、規制される日影時間が決まります。
1年でもっとも影が長くなる冬至の日を基準に、計測地点に影が落ちる時間が一定以上続かないようにしなければなりません。
日当たりを重視して土地を購入する際は、日影規制に関する知識を身に付けておくことが重要です。
▼この記事も読まれています
中古住宅の築年数で狙い目は?20から25年の物件が注目される理由を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
下関市の売買物件一覧へ進む
日影規制に関する注意点
日影規制に関する注意点は「高さ7mまたは地上3階建て以上の建物のみが対象」「計測地点は地表ではない」の2つです。
日影時間の対象となるのは、軒の高さが7m以上(第一種・第二種低層住居専用地域以外では10m)もしくは3階建て以上の建物のみです。
屋内に日光が届くか?という点を重視している規制であるため、計測地点は地表ではなく窓に近い、地表から1.5mないし4mとされています。
周囲の建物が日影規制をクリアしていたとしても、地表には日光が当たらないケースも一部あるため、ガーデニングなどのために地表への日当たりを重視する方は特に注意してください。
▼この記事も読まれています
建売住宅を購入するときのチェックポイントとは?3つのポイントからご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
下関市の売買物件一覧へ進む
土地購入時に重要な「北側斜線制限」とは
日影規制のほかに、採光・通風を確保するための建築制限として「北側斜線制限」があります。
北側斜線制限とは、新たな建物の北側にある土地に対して、南側からの日照を一定以上確保するために建物の高さを制限するものです。
日影規制と同様に、計測地点は地表ではない点に注意してください。
隣地が道路や川と接している、1m以上の高低差があるなど、建物の高さが日照に影響しにくい場合には、日影規制や北側斜線制限が緩和されることもあります。
▼この記事も読まれています
建売住宅は建築前に契約できる?流れやメリット・デメリットを解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
下関市の売買物件一覧へ進む
まとめ
日当たりを重視して土地を購入する際は、その土地の日照時間に関わる「日影規制」について知ることが大切です。
日影規制をクリアしていても、地表には日光が当たらないケースがある点に注意してください。
日影規制とあわせて、南側からの日照を確保するためのものである北側斜線制限にも注目しましょう。
下関市を中心とした山口県の不動産のことなら株式会社プランハウスにお任せください。
お客様のご要望に寄り添ったご提案をさせていただきます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
下関市の売買物件一覧へ進む