居抜き物件に必要な内装工事の種類とは?内装工事にかかる費用なども解説!

居抜き物件に必要な内装工事の種類とは?内装工事にかかる費用なども解説!

居抜き物件は前の内装を活かして店をオープンできますが、手を加えなくても良いとは限りません。
状態が良い物件でも、なんらかの内装工事が必要なケースのほうが多いです。
今回は居抜き物件に必要な内装工事の種類や費用、内装工事をする際の注意点について解説します。

居抜き物件に必要な内装工事の種類

居抜き物件で店をオープンさせる前に、壁紙・クロス・床の張り替えをする方が多いです。
壁や天井は店の清潔感を印象付ける大きな要素となりますが、業態に合わせて実用性にも気を配る必要があります。
たとえば油を使う飲食店の場合、壁紙を張り替えるだけでなく防汚塗装を施すといった工夫が必要です。
清潔さをアピールしたい場合、トイレ・洗面台の取り替えも検討しましょう。
抗菌性能が高い新しいタイプのトイレを取り付けると、普段のお手入れも楽になります。
前の店のイメージを一新したいなら、照明設備の取り替えも有効です。

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居抜き物件の内装工事の費用

居抜き物件の内装工事にかかる費用は、業種や業態規模によって異なりますが、1坪あたり15万円~30万円が目安です。
それでもスケルトン物件よりは少ない費用でオープンしやすいため、初期費用を抑えて出店したいなら居抜き物件を選ぶほうが適しています。
居抜き物件の初期費用を左右するもうひとつの要素が、造作譲渡料です。
造作譲渡料とは、前の方が残していく設備や什器を買い取る費用を指します。
もちろん一から設備工事をしたり新品を購入したりするより安く済みますが、相場は100万~200万円程度で決して無視できる金額ではありません。

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居抜き物件の内装工事の注意点

居抜き物件の内装工事を考える際の注意点は、電気・ガス・水道といった付帯設備に不具合がないか確認することです。
コンセントが足りない・必要な電力が使用容量を超えてしまうといったケースでは、電気工事も必要になってしまいます。
また居抜き物件は前の方が残した設備を使えるのがメリットですが、その設備を活かせない場合もあることに注意が必要です。
設備が開きたい店の業態に合っていない場合や、前の店のイメージがあまり良くないため印象を大きく変えたい場合が考えられます。
しかし前の設備を撤去して新しい設備に入れ替える場合、スケルトン物件よりも改装費用がかかる可能性があるので注意しましょう。
初期費用を抑えて開店したいなら、できるだけ前の設備を活かせる物件を選ぶのがおすすめです。

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まとめ

居抜き物件に必要な内装工事のおもな種類は、壁や天井・床の張り替えやトイレの取り替えです。
必要な改装費用の目安は、1坪あたり15万円~30万円ほどになります。
前の設備を撤去する場合は、スケルトン物件よりも改装費用が高くなってしまうことがあるので注意が必要です。
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