無窓居室とは?多くの人が抱える誤解を解きつつ種類をご紹介
マイホームを探して間取り図を見ていると、居室ではなく「無窓居室」もしくは「サービスルーム」と記された部屋が見つかることもあります。
しかし、気に入った住宅に無窓居室があり、これがどのようなものかわからずに、契約を敬遠している方も多いでしょう。
そこで今回は、無窓居室とはなにか、種類とあわせてお伝えし、居住空間としても使えるのかを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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無窓居室とは?
住宅における無窓居室とは、窓の不足などが原因で、必要な採光面積が確保できていない部屋を指す言葉のことです。
建築基準法では、居室の窓に関する基準として「採光」「換気」「排煙」「避難」の4つに規制を設けており、この基準を満たさない部屋は居室として認められません。
無窓居室は、マンションなどの平面図では「サービスルーム」「納戸」「DEN」と表記されています。
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「無窓居室は居住部屋に使ってはいけない」は誤解
無窓居室は、建築基準法により居室としては認められません。
しかし、居室として使用できないわけではありません。
住戸の利用方法は、借りた人や購入した人の判断に任せられるため、寝室などとして無窓居室を活用することもできます。
ただし、エアコン用のコンセントやテレビ・電話回線のコンセントがないなど、通常の居室と比べて不便な点が多いでしょう。
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無窓居室の3つの種類について
最高有効面積が床面積の20分の1以上で、直径1mの円が内接できる窓、または1.2m以上×0.75m以上の窓がない部屋は、防火上の無窓居室として扱われます。
この場合、主要構造部を耐火構造で建築するか、不燃材料を用いて建築する必要があります。
床面積が50平米を超える居室で、開放できる開口部が床面積の50分の1未満の場合は、内装制限上の無窓居室です。
そのため、天井と壁を準不燃材料以上で仕上げる必要があります。
また、採光有効面積が居室の床面積の20分の1以上に達しない場合は、避難上の無窓居室となり、避難や消火に必要な通路を敷地内に設けなければなりません。
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まとめ
無窓居室とは、必要な採光面積が取れていない部屋のことです。
ただし、無窓居室は居室として使用できないといった解釈は誤解であり、実際は借主や買主の判断により、無窓居室を寝室などとして自由に活用することができます。
無窓居室には3つの種類があり、それぞれ規定に沿った設計が求められるため、注意するようにしましょう。
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